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中期経営計画(14-16)

基本方針「強い会社」に 代表取締役社長 多田野 宏一

2013年度で終了した『中期経営計画(11-13)』の振り返りをお願いします。

 『中期経営計画(11-13)』は、リーマンショックによる市場変動と直前に発生した東日本大震災の大きな影響が残るなか、「構造変化への適応・戦略市場への進出」をメインテーマとして、スタートしました。
 グループ一体となって、7つの戦略(戦略市場の攻略・環境対応製品の開発・超大型LE製品の開発・コスト競争力の強化・品質とサービスの強化・ものづくり力の強化・組織と人財のグローバル化)に取組み、加えて建設用クレーンの世界需要の回復や円高の是正もあって、最終年度の2013年度には、売上高営業利益率11.6%(目標10%)とROA(総資産経常利益率)10.9%(目標10%)を達成し、過去最高の売上高と利益を更新することができました。

長期目標と『中期経営計画(14-16)』の関係は?

 当社グループは、「事業目的:経営理念(創造・奉仕・協力)の実現」、「ビジョン:世界に、そして未来に誇れる企業を目指して」、「コアバリュー(安全・品質・効率)の追求」を掲げております。これらは、外部環境がどう変化しようとも変わることのない、不変の理念・価値観です。
 また、長期目標を「LE世界No.1」「海外売上比率80%」としております。世界の人口動態を考えれば、LE業界は長期的には成長産業であり、市場も当社グループも今後のポテンシャルは高いと考えております。
 『中期経営計画(14-16)』は、これら長期的視点を念頭に置き、近い将来(3年間)でやるべきことと位置付けています。

※LE:Lifting Equipment=(移動機能付)抗重力・空間作業機械
 『中期経営計画(08-10)』で、当社グループは事業領域をLEと定めました。

『中期経営計画(14-16)』の位置付けは?

 当社グループは、これまで外部環境の急激な変化に翻弄されてきました。今後も世の中や私どもの業界を取り巻く環境は極めて不安定で、“複雑・高速・極端”な状況が続くものと想定しております。その中で事業を安定的に継続し、長期目標である「LE世界No.1」を目指していくために、「『強い会社』に」変わらなければならないと考えています。

今回の中期経営計画の基本方針は?

 基本方針は、いかなる外部環境にあろうとも、「利益を出す」「人を育てる」を毎期継続することができる「『強 い会社』に」としました。
 重点テーマは、「更なるグローバル化」、「耐性アップ」、「競争力強化」とし、世界の需要構造に適応した事業構造、急激な経営環境の変化に左右されにくい体質、グループのコアバリューである「安全・品質・効率」を軸とした高い顧客価値の提供により、持続的成長を目指します。

実現のための戦略を教えてください。

 「『強い会社』に」なるために、「7つの戦略」として、

  1. 「基幹市場の拡充と戦略市場の拡大」
  2. 「No.1商品の提供とラインナップの充実」
  3. 「グローバル&フレキシブルものづくりへの取り組み」
  4. 「感動品質、感動サービスの提供」
  5. 「ライフサイクル価値の向上」
  6. 「収益力のレベルアップ」
  7. 「グループ&グローバル経営基盤の強化」
を掲げ、グループ一体となって、『中期経営計画(14-16)』の達成に取組みます。
 「7つの戦略」は並列ではなく、相互に関係しあっており、中でも1.「基幹市場の拡充と戦略市場の拡大」は「市場(=どこで)」×「商品(=何を)」で考えています。

※基幹市場:日本・欧州・北米市場
 戦略市場:それ以外の市場

「ライフサイクル価値の向上」とは?

 「ライフサイクル価値」とは商品がお客様に届けられてから、その寿命を終えるまでのトータルの価値を表しています。
 当社グループの商品は、20~30年と長期にわたって使用されます。私たちはお客様に商品をお届けして終わりではなく、その後の アフターサービス・中古車価値の向上等を通じてお客様の事業に貢献していく意識と取組みが重要と考えております。

3年後の数値目標は?

 2016年度に、売上高2,200億円以上、営業利益300億円以上、海外売上高比率60%以上、棚卸資産回転率5.0回転以上、ROA(総資産営業利益率)13%以上を目指します。

※数値目標の前提:為替レート 100円/ドル・135円/ユーロ

「タダノグループ中期経営計画(14-16)」(2014年4月28日発表)

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