
箱組
部品付け
機械加工
塗装
組立
検査(ブームの完成)
ブームの材料は、高張力鋼板(こうちょうりょくごうはん・軽くて強い鉄板)です。
まず、作業者が鋼板を筒状の箱型に組立てて、“自動溶接機”で溶接します。
自動溶接機

溶接(ようせつ)とは、鉄と鉄を溶かしてつなぎ合わせることをいいます。通常、“溶接棒”などを溶かし、接着剤の役割をさせて、材料同士をつなぎ合わせます。

箱型になったものに、部品を溶接します。
鉄は、熱を加えると伸び、冷めると縮みます。
冷めると、平らな鉄板が波をうったようになるので、溶接が完了したらただちに表面を平らに直します。
“歪取り機”(ひずみとりき)という機械を使用して、鉄板の表面に発生したひずみを取っていきます。
溶接作業は、机の上のノートに字を書くのと同じように、下向きの姿勢でするほうがきれいに早く作業ができます。
作業者が溶接作業を行う時、下向きの姿勢がとれるように、長くて重いブームやキャリアフレームを、この機械に挟んでくるっと回転させます。

次に、ブーム支点部の機械加工(穴あけ)を行います。
穴あけには“横中ぐり盤”を使用し、ズレのない精度の高い穴加工を行います。
横中ぐり盤

次に、サビを防止するための塗装(とそう:色をぬること)を行います。
伸縮シリンダーや必要部品などの、組立作業に移ります。
●良い製品を作るため、各作業者が、それぞれの作業時や作業後に、チェックリストに基づいて確認をしています。
品質確認の検査を行い、ブームが完成します。次は、「キャリヤフレーム」の工程にいきましょう。