タダノバーチャル工場見学 なるほど!クレーンファクトリー


足腰の部分キャリヤフレーム
人間で例えると、身体を支える“足腰の部分”を作っています。

箱組 次に機械加工次に 部分付け次に 検査・塗装次に 組立 次に 検査(ブームの完成)

(1)箱組(はこぐみ)

溶接ロボット材料は、ブームと同じ、高張力鋼板(鉄板)です。

まず、作業者が、鋼板を長方形の箱の形に仮組み(かりぐみ)し、溶接ロボットで溶接します。

溶接ロボットが置かれている場所を、“ロボットステーション”といいます。

なるほど!クレーン「ロボット溶接」

正確に溶接位置を検出し、高い品質の溶接を自動で行うロボット。複数のロボットが同時に作業を行い、作業者がしづらい場所も、速く、きれいに仕上げていきます。

ロボット溶接

(2)機械加工

箱組が完了したキャリヤフレームは、“自動搬送装置”で次の工程へ運ばれ、旋回台(首の部分)を取付けるための「旋回台取付け座」の加工をします。

自動搬送装置(じどうはんそうそうち)
自動搬送装置(じどうはんそうそうち)

こちらでは、“縦型マシニングセンター”を使用して、全自動(無人)で、表面を平らに削ったり、穴あけを行います。

縦型(たてがた)マシニングセンター
 縦型(たてがた)マシニングセンター

(3)部品付け(溶接)

25t吊りのラフテレーンクレーンで、約300個もある部品を取り付けます。

部品の取り付け位置は、ロボットを使って、マーキング(印付け)を行います。

マーキングロボット
マーキングロボット

『その部品を、ここに付けて下さい』という印(マーク)

これは、『その部品を、ここに付けて下さい』という印(マーク)で、作業者はこの印の所に部品を溶接していきます。

回転装置大きなキャリヤフレームは、溶接作業がしやすいように、回転装置にセットされ、部品を取り付けていきます。

(4)検査、防錆塗装(ぼうせいとそう)

品質確認のための検査を行い、サビを防止するための塗装をします。

防錆塗装をして完成したキャリヤフレーム
防錆塗装をして完成したキャリヤフレーム

(5)キャリヤフレーム組立

今度は、キャリヤフレームは動いているベルトに乗せられて、組立ラインを進んでいきます。

キャリヤフレーム組立エンジン、アクスル、ミッション、またクレーンを動かすための作動油タンク、ポンプ、配管、配線など、いろいろな部品が順番に、取り付けられていきます。

人間で例えると“足”にあたる“アウトリガー”や“タイヤ”も、ここで取り付けられます。

アウトリガー アウトリガー
重い荷物を吊り上げてもフラフラしないように、大きな クレーンをしっかりと支えています。

タイヤ タイヤ
普通のクルマの2倍以上はありそうです。

「部品」

25t吊りのラフテレーンクレーンには、全部で約3万個の部品が取り付けらますが、中には、タダノが世界で初めて建設機械に取り付けた流体式リターダー(りゅうたいしきりたーだー・補助ブレーキ)もあります。

流体式リターダーは、長い下り坂でも、足踏みブレーキを踏み続けることなく安心して走ることのできる、安全のための補助ブレーキ装置です。


流体式リターダー

●良い製品を作るため、各作業者が、それぞれの作業時や作業後に、チェックリストに基づいて確認をしています。

キャリヤフレームの組立までが完成しました!次は、「旋回台」の工程に行きます。

ブームのページへ  旋回台のページへ