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社長メッセージ

代表取締役社長 多田野 宏一 代表取締役社長 多田野 宏一

 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 2015年度(2015年4月1日から2016年3月31日まで)のご報告をさせていただくにあたり、一言ご挨拶申し上げます。

 当期におけるわが国経済は、設備投資は持ち直しているものの、新興国経済の減速により輸出は弱含み、個人消費・企業収益・生産が横ばいなど、景気は足踏み状態になっております。欧州経済は持ち直しの動きはあるものの、米国経済は成長が鈍化、新興国では減速の動きが強まりました。中国経済減速による影響、原油価格動向、地政学的リスクに加え、年明け以降は為替・株式相場が大きく変動するなど、不透明感が増しております。
 私どもの業界は、日本では、復旧復興・防災減災・インフラ老朽化対策・民間建設投資等により、総じて高稼働率が継続し、需要は高原状態で推移しております。海外では、全体としては需要減少となりました。地域毎にはばらつきが見られ、欧州が増加、東南アジアが微増、中東が微減、北米・中南米が減少しました。
 当期は、日本・海外ともに売上高が増加し、販売価格の維持改善、原価低減や為替影響等により、5期連続の増収増益となり、売上高・利益ともに3期連続で過去最高を更新しました。

 今後の経済見通しにつきましては、日本では、個人消費の持ち直しや設備投資の増加が期待されるものの、海外経済の減速から輸出は伸び悩み、景気は足踏み状態が続くと見込まれております。海外では、欧州経済の不透明感、米国経済の成長鈍化、新興国経済の減速、為替や原油価格動向、地政学的リスク等が懸念されます。
 当社グループを取り巻く市場環境は、日本需要は、復旧復興・防災減災・インフラ老朽化対策や東京オリンピックに伴う建設投資等による高稼働率の継続により、高原状態ではあるものの、新排出ガス規制対応機種への生産移行の影響もあり、やや減少を見込んでおります。海外需要は、新興国経済の減速や原油・資源価格の低迷継続の影響により、地域毎に程度の差はあるものの、減少を見込んでおります。
 当社グループは、「中期経営計画(14-16)」において、「強い会社に」を基本方針として、3つの重点テーマ実現のために7つの戦略に取組んでまいります。
 「強い会社」とは、いかなる外部環境にあろうとも、「利益を出す」「人を育てる」を毎期継続することができる会社と考えております。

・3つの重点テーマ
「更なるグローバル化」:世界の需要構造に適応した事業構造
「耐性アップ」:急激な経営環境の変化に左右されにくい体質
「競争力強化」:コアバリュー(安全・品質・効率)を軸とした高い顧客価値の提供

・7つの戦略
 1.基幹市場の拡充と戦略市場の拡大
 (注: 基幹市場=日本・欧州・北米、戦略市場=基幹市場以外の市場)
 2.No.1商品の提供とラインナップの充実
 3.グローバル&フレキシブルものづくりへの取り組み
 4.感動品質、感動サービスの提供
 5.ライフサイクル価値の向上
 6.収益力のレベルアップ
 7.グループ&グローバル経営基盤の強化

 なお、2016年度は、「中期経営計画(14-16)最終年度の仕上げと次期中期経営計画(17-19)の検討」と「市場急落・競争激化への備えと対応」に取り組んでまいります。

 私たちタダノグループは、「企業が社会や人との調和の中に生かされている存在」との認識のもと、地域社会・国際社会発展への貢献と地球環境の保全に役立つ事業活動を推進し、全てのステークホルダーの期待に応え、企業価値を最大化することで、「世界に、そして未来に誇れる企業」を目指します。
 皆様には、今後とも格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2016年6月
代表取締役社長 多田野 宏一

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