
当社は海の豊かさを守る観点で水資源の保全にも取り組んでいます。今回は今月実施した「ビーチクリーン活動」についてご紹介します。
当社は香川県内に6か所の工場・試験場がありますが、ほとんどが瀬戸内海に面していること、また製品の一部を船便で輸送していることから、私たちの事業活動と海洋環境は切っても切り離せない関係にあると考え、水資源・海洋保全に努めています。
SDGsゴール14「海の豊かさを守ろう」への貢献を目的に、2021年度より実施しているビーチクリーン活動は、社員の環境意識を高める機会として定着してきました。海岸清掃を通して、ごみの量・種類や海へ流れ着く経路について関心を持ち、「まずは知ること、学ぶこと」から行動を始めるという姿勢を大切にしています。
2026年10月4日(日)、香西工場西側の海岸沿いにてビーチクリーン活動を実施しました。当日は、タダノ労働組合との連携に加え、一般社団法人かがわ里海ガイド協会のご協力のもと、社員とその家族あわせて46名が参加しました。
これまでの活動では主に砂浜の清掃を行っていましたが、今回は堤防を越えて消波ブロック(テトラポッド)まで降り、隙間に漂着したごみの回収に取り組みました。生憎の大雨となりましたが、参加者一人ひとりが熱心に活動し、約30分間の清掃で100kgものごみを回収することができました。
清掃活動後の昼食では、未利用魚や市場に出回りにくい地域食材など、いわゆる「クセのある」食材を積極的に活用して作られた「クセモノズ」のお弁当をいただきました。この取り組みは、フードロス削減と地域資源の価値向上にもつながっています。




昼食後には海ごみ講座が開催されました。経験豊富な講師による解説に加え、資料や動画を用いた説明、マイクロプラスチックの仕分け体験などを通じて、海ごみが環境へ及ぼす影響について理解を深める機会となりました。
講座では、ごみが劣化してマイクロプラスチックになる前に回収することが環境負荷の低減につながることを学びました。今回の活動は、海洋環境の保全に貢献するとともに、参加者一人ひとりが環境問題について考える貴重な機会となりました。
このほかにも、タダノグループでは製品の塗装には有機溶剤を使用しているため、環境負荷低減を目的に日本の各工場では湿式塗装ブースを使用。排水を公共水域に放出しない管理を原則としています。また、大気汚染防止法、水質汚濁防止法、土壌汚染対策法など関連法規を順守し、従業員の安全・健康管理についても労働安全衛生法に則って対策を講じています。雨水に関しても、油分などが流出するリスクに対応するため、油水分離層の設置や定期点検など、きめ細かな排水管理を実施しています。
今後もビーチクリーン活動を継続し、事業活動と環境保全の両立を目指して、地域社会との連携のもと持続可能な社会づくりに貢献してまいります。
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