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Vol.1 死への気づき

1997/01/01

正月早々縁起でもない、と思われる方は読まないで欲しい。

しかし、一日一日を真剣に生き、悔いのない人生にしようと思えば、この事を避けては得られない。私の言う「死への気づき」とは、私達がいずれ死すべき運命を持って生きているという漠然とした知識ではない。

私達の死は、いつでも予告なしにやってくる。つまり、それが明日かも知れない。又、どんなにしてもその死を早めることも延ばすこともできない。しかも今日という日以外を、まとめて生きることも不可能であるという事実である。

今日という日は二度と与えられない、かけがえのない貴重な一日であるというふうに受けとめて、たとえ明日この世とお別れしても、何の悔いも残らないような今日一日を過ごすことであると気づくことである。

年の始めにこのことを再確認することが、私達にとって何よりもめでたいことではないだろうか。

航海日誌