人と機械と環境の調和を図り、幸せな社会づくりに貢献します
1. 環境に配慮した行動を大切にします
各自の自覚が継続的な取組みと改善への第一歩であると考え、全従業員への啓発と日々の一人ひとりの小さな取組みを大切にします。
2. 環境にやさしい製品を開発します
タダノグループの製品は、その使用自体が環境に影響を与えることを認識し、低燃費、低騒音等、ライフサイクルを通じて環境にやさしい機械の開発に努めます。
3. 環境に配慮した事業活動に務めます
すべての事業プロセスにおいて、省資源、リサイクル、環境汚染予防等を通じて環境への負荷軽減に努めます。
タダノグループは、地球環境を保全し持続可能な社会づくりに貢献するための取り組みを推進しています2008年には環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証を取得し、製品のみならず事業活動においても環境負荷低減への取り組みを進めています。
具体的には、志度工場に2,000平方メートルの太陽光パネル(最大出力260kw)を設置し、今後は生産およびエネルギー使用量の更なる効率化に向けた再編に取り組んでいきます。「Next Generation Smart Plant ~人と機械が調和し、次世代につながるスマート工場 ~」をコンセプトに掲げる香西工場では、エネルギー使用量をリアルタイムで把握できるEMS(エネルギーマネジメントシステム)を導入し、現在、最大出力1.000kw以上の太陽光パネルの設置を検討しています。また、両工場においてはバージ船を利用した製品輸送に取り組んだり、各事業所ではエアコンや照明の節電に努めています。
なお、日本における2019年度のエネルギー使用量は6,727キロリットル(原油換算)で、2019年8月から稼働した香西工場の影響もあり増加しました。事業活動におけるエネルギー消費の大半が工場での生産活動にともなうものであり、生産高の変化によってエネルギー消費量も大きく左右される傾向にあります。生産設備の高効率化やLED照明の導入など、今後も省エネルギーへの取り組みを続けていきます。
また、製品においてもエンジンの排ガス基準に対応したモデルチェンジや、各セグメントで低騒音・低公害のための機能を備えた「環境配慮型製品」を導入。ラフテレーンクレーンCREVOG4シリーズでは環境に配慮した「燃料消費モニタや「エコ・モード」機能を、シティークレーン「AC 45 City」ではエンジンを起動せずにクレーン作業が可能な「E-Pack」を搭載するなど、CO2排出の削減や、燃料消費量の改善、低騒音作業など作業効率と環境に配慮した操作をサポートしています。