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K.M.

一機種まるごと設計できるスキルを習得し、タダノを代表するヒット商品を生みだしたい。

一機種まるごと設計できるスキルを習得し、
タダノを代表するヒット商品を生みだしたい。

M.A.

LE開発第一部

K.M.

理工学研究科 生産環境工学専攻 卒業 2013年入社 徳島県出身

志望動機

入社動機を一言でいえば、"直観"です。タダノの工場見学でAR-5500M、当時の最大機種だった550トン吊りオールテレーンクレーンを見た瞬間、そのデカさとカッコよさに心魅かれたんです。まあ、一目ぼれみたいなものですね。就活では「動くもの」「大きいもの」の開発を志向し、重工系、船舶、建機といった業種を軸に活動する中でタダノを知り、"その瞬間"に至りました。最終的には、ダイナミックかつ繊細に動くクレーンに製品としての魅力を感じ、ぜひ開発に携わりたいと思えたことが、入社の決め手になりました。

仕事内容

大型クレーンの新機種を設計しています。

大型クレーンの新機種を設計しています。

海外向け大型クレーンの新機種開発プロジェクトの中で、キャブとアウトリガの設計を担当しています。クレーンは働く車であり、公道を自走するクルマでもあります。キャブの設計では、クレーンを操作するレバーや各種モニターなどに加えて、ステアリングホイールやアクセルペダルといった走行操作系の装置を、キャブ内の限られた空間にきっちり配置する必要があります。またクレーンオペレーターにとって、走行中は運転席、クレーン作業中は操縦席、昼休み中は食事をとる休憩室でもあるため、快適な居住性も求められます。制約が多く、なかなか奥が深い世界ですが、キャブの設計は以前にも経験があり、今までの知見を生かせるアドバンテージがあります。
その点、アウトリガという溶接構造物の設計は今回初めて経験するテーマで、ある意味、新鮮です。まず、強度の考え方がキャブとは全然違う。アウトリガはクレーン作業時に車両外側に張出して安定性を確保するための装置であるため、吊り荷プラス車重(部位によっては何百トンもの荷重がかかる)を受け止めつつ、ブーム旋回中もビクともしない強度と安定性が求められます。鋼板においても、3mm以下の薄板をメインに使用するキャブに対して、20~40mmの厚板を用いる部分もあるほどで、日々新たな驚きと学びの連続です。また、アウトリガの伸縮機構として使用されるシリンダーなどの油圧機器にも関わることができ、自分の中の"設計の引き出し"が充実していく手ごたえを感じながら進めています。

仕事のやりがい

採用業務に関わった3年で、タダノがもっと好きになりました。

採用業務に関わった3年で、タダノがもっと好きになりました。

タダノには、今回のアウトリガのように未経験の担当箇所に取り組む機会が多く、新しい知識を得られる面白さがあります。実は今回のプロジェクトに加わる前は人事部で3年間、採用業務を担当していました。開発に戻った当初、3年のブランクを取り戻そうと、専門書を読み返し、構造物設計のための勉強に注力。知らないことを知る面白さを再認識できました。
人事部での3年も、エンジニアとしては遠回りのようでいて、長い目で見ると大きなプラスになっています。まず、社内各部署の状況を知る中で、会社全体を見る視野が養われました。また、以前はあまり接点がなかった部署の仲間たちのリアルな仕事ぶりを見るうちに、なんというか、タダノがもっと好きになり、エンジニアとしてのモチベーションも間違いなく上がりましたね。

将来、タダノで実現したいこと

開発に関わった新機種が、どう社会に役立ってくれるか、楽しみです。

開発に関わった新機種が、どう社会に役立ってくれるか、楽しみです。

自動車と建設機械、両方の要素を併せ持つクレーンは、機構的にも機能の面も、とても複雑な製品です。そのため、開発には幅広い知見が求められ、多数の部門の協働が必要になります。私はまだその一部しかタッチしていませんが、今後はしっかり経験を積んで、一機種まるごと設計できるエンジニアになりたいと思っています。
そのうえで、いずれはタダノを代表するヒット機種の開発に関われたら...と、夢半分、本気半分で考えています。現在進めている新機種開発は、試作機がほぼ完成した段階。念入りに確認した機能や強度について、試験場での"答え合わせ"とその対応をクリアできれば、晴れて市場に。クレーンは国内外を問わず、社会を豊かにするために欠かせない製品です。もうすぐ世に出る新機種が、仕向け先の国でどんなふうに役立ってくれるか、楽しみです。

1日の過し方

(新機種の担当箇所の構想を進めている中の、ある1日です)

8:15
出社
8:25
ラジオ体操
8:30
チームミーティング(情報・課題共有)
午前
3D-CADで担当箇所のモデリング。過去機種や競合メーカーの製品と比較しながら、仕様に合わせて検討を進めていく。
午後
担当箇所の生産を行う協力工場との打ち合わせ。新しい構造・材料を採用する場合、念入りにすり合わせを行う。
17:10
定時終業 日程に遅れが生じている場合、残業時間で進捗を調整する。

休日の過し方

休日の過し方

テニス、野球、バドミントンと、会社のスポーツ系サークルを掛け持ちし、ノー残業デーの水曜と金曜を中心に気持ちのいい汗を流していました...と、過去形で話すのは、今はコロナの影響と開発が追い込みに入った関係で、活動を一時中断しているから。その代わり、最近は近所の公園に足を延ばして、3歳の息子に遊んでもらっています。これは家族といちご狩りに行った時の写真で、食べているのは香川県オリジナルブランドの「さぬき姫」です。家で過ごす休日は、息子はプラレール、私は最近買ったエレキギターを弾いて遊んでいます。

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